床の下の秘密の世界－家具に＋αの機能を付加する－

東京藝術大学 / 池川健太・武蔵野美術大学 / 吉澤銀河

[講評]
床下に新たな空間をつくり、椅子やデスクなど家具の脚を地下にまで伸ばしていき、地下空間での家具になるという提案。トレンチのような空間で、一見、使いにくいのではないかと思った。しかし、これが子どものための空間だということで、面白く思えた。狭い空間、天井の低い空間などに、なぜか子どもは楽しさや心地良さを感じる。それは、身体のスケール感からきているのかもしれない。そのことを想起させる作品だった。

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