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過去の受賞作品

受賞作品審査員講評3次審査風景

曽我部先生賞

"はなれ"てちかづく

東京理科大学大学院 / 林山赳大・西田幸平・齋藤直紀

[講評]
住宅内に、もう一つの価値を持った場を創出しようという試みである。庭にせり出す縁側の下に、密かにその場はある。土に特有の性能(温湿度や音環境など)によって特徴付けられた居場所。土が持つ可能性と怪しい存在感の組み合わせは、大きな可能性を持っていた。提案者たちがその可能性を自覚できていなかったのか、その可能性を最大限まで引き出そうという執着心に欠けていたためか、残念ながら4案に残る水準には至らなかった。

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